次に「990FXA-GD65」を使ってチェックしてみることにしよう。CPUは「990FXA-GD80」と同じ「FX-8150」を使用したが、オーバークロックを前提に考えるなら価格の安い「FX-8120」との組みあわせも面白い。また、グラフィックスカードには性能とコストパフォーマンスのバランスがよい「Radeon HD 6950」を用意した。
次に「3DMark 11 Version 1.0.2 Performance」スコアを確認してみよう。こちらも基本的には「990FXA-GD80」と同じ傾向で、CPU性能が重要なPhysics Scoreでは約16%と大幅にスコアが上昇している。さらに、Graphics Score、Combined Scoreともわずかながらオーバークロックによってスコアが上昇している。
■「LostPlanet2ベンチマーク」
「LostPlanet2ベンチマーク」のスコアを確認すると「Radeon HD 6970」と組み合わせた「990FXA-GD80」の場合とほとんど変わらないスコアとなっており、「Radeon HD 6950」の性能の高さがよくわかる。
「LostPlanet2」クラスのゲームなら「Radeon HD 6950」でも十分な性能といっていいだろう。また、オーバークロックによるスコア上昇は1920×1080ドットで約3%、1280×720ドットで約6%となっており、特に低解像度ではオーバークロックの効果が出ている。