次にメインストリーム向けの「990XA-GD55」の動作をチェックしていこう。CPUには6コアでTDPが95Wの「FX-6100」を使用。グラフィックスカードには外部電源が不要な「Radeon HD 6670」を用意した。重い3Dゲームをやるには少々物足りないが、軽めのゲームやオフィスソフトを中心とした使用ならバランスの良い組み合わせとなっている。ちなみに、ゲーム性能を重視するなら外部電源は必要になるが「Radeon HD 6850」や「Radeon HD 6770」あたりのグラフィックスカードと組み合わせてみるのも良いだろう。テスト環境は以下の通りだ。
次に「3DMark 11 Version 1.0.2 Performance」のスコアを確認してみよう。CPUの性能が影響するPhysics Scoreは約30%と大幅に上昇している。ちなみにこのスコアは定格動作の「FX-8150」を上回り、4.6GHz動作とほぼ同等だ。「3DMark 11 Version 1.0.2」はマルチコアに対応しているテストとなっているが、8コアをフルに使いきる事はできないようだ。
■「LostPlanet2ベンチマーク」
「LostPlanet2ベンチマーク」ではグラフィックスカードの性能が不足していることもあり、1920×1080ドット、1280×720ドットともほとんどスコアに違いはでなかった。このクラスのゲームをやるには「Radeon HD 6670」では厳しいということだろう。