|2011-2012シーズン発売予定の新作ケースをチェック
●「TJ08B-E」からフェイス違いの廉価版「SST-PS07B(black)」
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日本での販売価格を7,000円台に抑えたコストパフォーマンスモデル「SST-PS07B(black)」。こちらも、SilverStone社製MicroATX対応PCケースの定番モデル候補筆頭の製品だ |
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エルミタ的“EDITORS CHOICE”に選出し、2011年のMicroATX対応PCケースとしては定番モデルとして人気の「SST-TJ08B-E」。マザーボードを逆さまに搭載させる“倒立式”を採用するなど、基本的な内部構造はそのままに一部を変更。日本での販売価格を7,000円台に抑えたコストパフォーマンスモデルとなるのが「SST-PS07B(black)」である。
具体的な変更点としては、まずフロントフェイス。いかにもSilverStoneらしいアルミを強調したデザインから、フロント搭載のファンに簡単にアクセスできるドアを備えた。そのファンはAir Penetratorの180mmモデルから通常の120mm×2基構成へと変更されている。高速回転時には強力な風量からくる“風切り音”がやや目立つ印象があった「SST-TJ08B-E」だが、「SST-PS07B(black)」ではその立ち位置を比較的静音方向に振った印象だ。
なお、「SST-TJ08B-E」で採用されたギミックである“長モノ”グラフィックスカードの末端を支える「Graphics Card Supporter」と、重量級のCPUクーラーをガッチリと補助する「CPU cooler holder」は今回も健在。
そのほか、5.25インチベイの横に設けられたボタンをワンプッシュすることで、簡単にカバーが取り外せるというユニークな工夫も用意されていた。
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重量級のCPUクーラーをガッチリと補助する「CPU cooler holder」は、同モデルでも採用される。加えてオリジナル機構である5.25インチベイのふたをボタンひとつで簡単に取り外せるという機能も |
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●Temjinシリーズのニューモデル「SST-TJ04B-E(black)」
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Temjinシリーズの「SST-TJ04B-E(black)」とKublaiシリーズの「SST-KL04B(black)」。どちらも最大で6基のファンを搭載可能。そのうちの2基は3.5インチシャドウベイ部のサイドに取り付けられる |
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「COMPUTEX TAIPEI 2011」でお披露目されたTemjinシリーズのニューモデル「SST-TJ04B-E(black)」。今回の試作機では、ほぼ完成と言ってもよいレベルまで仕上がっていた。
現在のPCケース市場では定番の電源ユニットボトムレイアウトを採用する「SST-TJ04B-E」は、後述する兄弟モデル「SST-KL04B(black)」とほぼ同様となる内部仕様。しかしながら、一線を画すギミックとして、着脱可能な縦置きレイアウトの3.5インチシャドウベイ部に専用のヒートシンクを装着するという、未だかつてないスタイルを採用。これにより、搭載されたHDDは適度な温度と風量が与えられ、より高い安定性と長寿命を得られるとしている。
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「SST-TJ04B-E(black)」。姉妹モデル「SST-KL04B(black)」との最大の違いは、このHDD専用ヒートシンクとカスタムSATAケーブルが付属する点だ。特にHDD専用ヒートシンクは、サイドのファンと相まって理想的な冷却環境を提供してくれる。いかにもSilverStoneらしいギミックのひとつと言えるのではないだろうか |
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