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|2011-2012シーズン発売予定の新作ケースをチェック
●弟分のKublaiシリーズ「SST-KL04B(black)」
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「SST-TJ04B-E(black)」の下位モデルという位置づけの「SST-KL04B(black)」。フロントはアルミから強化プラスチックに変更されコストダウン。3.5インチシャドウベイ部分はケージ式で丸ごと取り外しが可能となる |
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前述の「SST-TJ04B-E(black)」の廉価モデルとなるのが「SST-KL04B(black)」である。もっとも、弟分としたが正確を期するのであれば、「Temjin」ときて「Kublai」ならご先祖さまと子孫という関係か。まぁ細かいことはさておき、下位モデルという理解で間違ってはいない。
素材は、アルミをふんだんに使った「TJ04B-E」とは異なり強化プラスチックとスチールシャーシに変更。内部の構造こそ変更がないものの、HDD専用ヒートシンクとカスタムSATAケーブルは付属していない。
なお、あまり現実的ではないが、3.5インチシャドウベイ部を取り外せば、最大で43.18cmまでのグラフィックスカードを搭載することも可能だ。
●HTPC向け本格派ケース「Grandia GD07」「Grandia GD08」
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「Grandia GD07」(左)と「Grandia GD08」(右)。どちらもアルミ製フロントにスチールシャーシ採用した本格派HTPC向けPCケースとなる |
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SilverStoneのお家芸ともいえるHTPC向けの本格派ケースが年末に向けて2モデル控えている。「Grandia GD07」と「Grandia GD08」で、どちらもアルミ製フロントパネルにスチールシャーシ採用したもの。E-ATXサイズのマザーボードも搭載可能な大型モデルで、豊富なドライブベイはミドルタワーPCケース並のスペックを誇る。
さらにファンレイアウトは、右側面に120mm×2、リア80mm×2、さらにボトム部にも120mm×2(最大で3基)が装着可能。比較的冷却には期待できないと思われがちなHTPC向けモデルにあっては、最上位クラスのエアフロー環境を構築することが可能となる。
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HDDおよびドライブケージはバカっと着脱が可能。E-ATXサイズのマザーボードも搭載可能な広い内部空間が出現する。なお、「GD08」においては実に8台もの3.5インチHDDを搭載することができ、大容量の動画データも楽々保存可能だ |
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実はこのケースの重要なセールスポイントであるファンフィルター。研究に研究を重ねたと豪語するその特殊な形状は、ホコリをシャットアウトしつつ効率の良いエアフローを実現するという代物である。これらが両サイドや底面といったファン搭載部分に装着されている |
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また、拡張カードスペースも広く、33cmオーバーの長モノグラフィックスカードも搭載可能。スイッチ部には誤操作防止用チャイルドロックが装備されているなど、これまた細かいギミックが用意される。Tony氏いわく「SilverStoneも子供を持つスタッフが増えてきました。HDDも安くなりましたし、子供を撮影した思い出いっぱいの動画をたくさん保存したいよねという意見も多く、ドライブベイにはこだわった作りとなりました。そのまま市場のニーズに繋がると確信しています」とのこと。お国は違えど、親の考えることは同じである。
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LEDの輝度を調節するダイヤル(左)と誤操作防止用チャイルドロック(右)。小さい子供のいる家庭であれば誰もが経験すると思うが、彼ら彼女はLEDの明かりやボタン類が大好物。隙さえあれば、ボチボチ、ガチャガチャとやるところを、未然に防いでくれる優しいギミックとなっている。リビングに設置するシーンの多い、HTPCケースならではの配慮だろう |
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