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|2011-2012シーズン発売予定の新作ケースをチェック
●10mm厚のアルミ製フロントパネルを採用するSugo「SG08」
ハイエンドグラフィックスカードが楽々搭載できてしまう、ということで現在も人気のMini-ITX対応PCケースSUGOシリーズ「SST-SG07」。エルミタでも徹底レビューを掲載した同モデルの後継となる「SST-SG08」が11月末にも発売予定となっている。
変更点はフロントフェイスデザインで、厚さ10mmという肉厚のアルミニウム製フロントパネルを装着。アルミ素材を使ったPCケースでは定評のある同社でも「10mmは今までなかった厚み」とのこと。どちらかといえば、プラスチック製パネルとグレイのアルミプレートで構成されている「SST-SG07」のほうがSilverStone的には異色のデザインだったという見方もできなくはないが、ここにきて同社のお家芸であるアルミを強調したモデルが追加されることになる。
なお、内部的には完成度の高い「SST-SG07」だけに、「SST-SG08」でも変更はない模様で、USB3.0の採用など、現在の潮流に合わせた仕様は当然ながら用意されている。予価は24,500円前後の予定だ。
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国内では11月下旬に発売予定となっている「SST-SG08」。やはりPCケースの顔となるフロントフェイスデザインが変わると、全く別の製品に見える。写真のようにアルミニウム製フロントパネルの厚みはきっちり10mm。必然的に高級感が増しているのは言うまでもなく、よりSilverStoneらしいデザインとなった点もファンには嬉しいかもしれない |
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|Ivy Bridgeまでには出したい。CPUクーラー新シリーズ準備中
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今回も全面協力を頂いたマスタードシード株式会社からは営業部の茶谷氏がインタビューに同席頂いた。同氏は翌日のイベントでは司会進行を務めるなど、国内で展開するSilverStone製品については何でも知っている貴重な存在。エルミタ的にも助けられる機会は少なくない |
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編集部:
ひと通り、PCケースについてお話を伺ってきましたが、ここからはそのほかのカテゴリーについてもお聞きしたいと思います。まずは、次に気になっている冷却関連製品について。やはり「COMPUTEX」にあったプロトタイプですが、「NT09」という大型のCPUクーラーがありました。現在の開発状況など教えていただけますか。
Tony:
当時あった「NT09」ですが、現在は新型番「HE01」というネーミングで開発が続けられています。公表できませんが、テスト結果もこのような感じでしょうか(同氏のノートPCには、著名なメーカーの誰もが知っているモデルとのテスト比較グラフなど詳細なデータが採られている)。ファンレスでも十分運用可能です。
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今回、画像はNGということで、6月のCOMPUTEX TAIPEI 2011の際に撮影した「NT09」でご勘弁を。なおチラ見した感想では、大型のパッシブタイプと思われる製品で、クーラー自体はファンレス環境での運用も可能に見えた |
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編集部:
ほう。それは楽しみですね。実際に市場へ投入する時期などの予定は?
Tony:
SilverStoneとしても今まであまり力を入れてこなかった分野ですが、非常に興味があります。新たに「HExx」シリーズとして、これからは注力していきたいと考えています。そうですね。IntelのIvy Bridge投入には間に合わせたいと思っています。
編集部:
なるほど。では2012年の春〜夏頃には見られそうですね。それでは、各社活発に展開している水冷クーラー関連などはどうでしょうか。
Tony:
大変興味はあります。ただ現時点では具体的な予定はないですね。どのようなスタイル、例えば、一体型がいいのか、価格はどのラインが適正かなど、よく検討してから考えていきたいと思っています。 |
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