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 Home >エルミタ的「一点突破」 PCケース編 Vol.4 ドスパラセレクト「DP-2012」検証
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エルミタ的「一点突破」 PCケース編 Vol.4
ドスパラセレクト「DP-2012」検証
2010年12月8日 12:43
TEXT:GDM編集部 松枝 清顕
 エルミタ的「一点突破」PCケース編、その4台目にチョイスしたのは、2010年8月にリリースされた、ドスパラセレクト「DP-2012」だ。
 ドスパラセレクトとはその名が示すとおり、全国に23店舗(2010年12月現在)とWeb通販を展開するPCパーツショップ「ドスパラ」(株式会社サードウェーブ運営)が独占販売するセレクトモデル。ゲーミングPCケースを標榜し、高エアフローと複数のドライブベイ、フロントUSB3.0×2ポート等を特徴としつつ、税込1万円前後という価格を実現している。
 初期型からフロントUSB3.0ポートの改良が加えられ、現行のマイナーチェンジモデルはPCゲームユーザーのみならず、高エアフローPCケースとして未だ非常に高い評価を得ていると聞く。そこで今回は、現行モデル製品版を入手し、人気の秘密を探って行きたいと思う。

DP-2012
「DP-2012」は現代風ゲーマー向けPCケースらしいデザインが採用されている。オフィスユースにはちょっと不向きか?


「DP-2012」外観チェック その1

 では早速例によって「DP-2012」その外観からチェックしてみよう。PCケースを選ぶファクターにはドライブベイ数、冷却能力、拡張性、組み込み易さなどがポイントとなるワケだが、やはり常日頃目にすることになる外観デザインは重要視される点になるだろう。これについてはもちろん好みの問題となるが、PCケースメーカーはより多くのユーザーに受け入れられるよう、デザインを決めてゆく。
 「DP-2012」はゲームユースに向けられているため、そのフロントフェイスは近未来的。トップパネルはV字並べたスリットがレイアウトされ、それなりに雰囲気を持っている。他方、昨今リリースされるメーカー曰くのゲーマー向けPCケースはどうしても似通ったデザインになっている印象も拭えず、突出するのが難しくなっているようにも思えるのだが、さてこれから見てゆく「DP-2012」はどのようなアプローチから市場に投入されているのだろうか。

DP-2012
サイドパネル部にはファン増設可能な通気孔が設けられ、さらにトップ部にも2基のファンが搭載可能。エアフローレイアウトはまさにイマドキなPCケースと言えるだろう
DP-2012
フロントパネル中段から下段。メッシュ部裏には120mm BlueLEDファンが標準で1基内蔵され、ストレージドライブの冷却とケース内部に外気を送り込む役割を担う
DP-2012
売価1万円クラスのPCケースとはとても思えない存在感も「DP-2012」の特徴のひとつ
DP-2012 DP-2012
フロントI/OはeSATA×1、USB3.0×2、ヘッドフォン×1、マイクがレイアウトされている。増え始めたUSB3.0だが、2ポート用意されているPCケースは珍しい。ただしケーブル背面引き回しタイプとなるため、ケーブルも2本となっている
DP-2012 DP-2012
マザーボードヘッダピンに接続するケーブルの全て。至ってシンプルな構成で、オーディオについてはHD Audioのみに対応する
DP-2012 フロントI/O、特にUSB3.0はマザーボード背面I/Oからのケーブル接続タイプを採用。2ポートとなるため、ブルーのUSB3.0ケーブルが2本背面に伸びている
DP-2012 DP-2012
深夜の通販番組で出てきそうな“マルチカッター”にも見えなくはないトップパネル。言うまでもなく、なにもスライスできない リアもブラック塗装が施されている。背面I/O接続のUSB3.0ケーブルは、どの角度から見ても目立つ存在。言い換えれば少々煩わしい
DP-2012
正面右側面パネルはホームベースのような出っ張りがデザインされている。ブラック筐体の宿命だが、少々手垢が付きやすいため、これを嫌うならばこまめに掃除を心がけよう



至ってシンプルな同梱品

 PCケースには当然ながら組込用ネジ一式等が同梱されている。近頃のPCケースではギミックの多さに比例して専用パーツがゴッソリ付属してくるのだが、どうも筆者はこれが苦手。必要以上のパーツが組込完了後、大量に余ってしまうと、その保管場所に苦慮する事になり、紛失のリスクを背負わされたようでどこか心地が悪い。その点「DP-2012」は簡易的な白箱に必要最低限のネジ類とHDD専用レールなどが収められているのみで、非常にあっさりとしていた。

DP-2012 DP-2012
ドライブベイ部にぽんと置かれていた簡易マニュアルと白箱。箱の中身は必要最低限のネジ類とHDD専用レール、スピーカー、タイラップ2本。ツールフリーが成熟してくると、余計なネジ類が減ることになり、ずぼらな筆者にはありがたい


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DP-2012
・2010年8月発売(初期モデル)
・実勢価格税込9,980円(12月現在)
・外形寸法W200×D493×H490mm
・重量7.3kg
・電源(オプション)
・拡張スロット×7
・5.25インチ×4
・3.5インチ
 オープンベイ×2(ホットスワップ)
 シャドウベイ×2
・2.5インチシャドウベイ×4
・ファン(標準搭載)
 フロント吸気120mm(BlueLED)×1
 リア排気120mm×1
・ファン(オプション)
 サイド吸気120mm×2/200mm×1
 トップ排気120/140mm×2
・フロントI/O
 USB3.0×2/eSATA×1/Audio
製品情報(ドスパラ)
 
58
H70
Jing
HDD-BOOST
 
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