エルミタージュ秋葉原
 「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」番外編
 Home > エルミタ的「一点突破」 PCケース編 Vol.3 NZXT「PHANTOM」検証
the Voices 秋葉原Shop生の声
the Price アキバShopプライス画像掲示板
Special Price アキバShop特価品情報
PC Calender エルミタージュ的ロードマップ
Press Room リリース・トピックス・情報
Database エルミタージュ的データベース
Shop List 秋葉原Shopリスト
Akihabara Map 秋葉原Shop地図
Manufacturer List PCパーツメーカーリスト
Paet-time Job PC業界リクルート情報
Research 店員に聞く
携帯版エルミタージュ秋葉原
広告掲載について
情報・リリース窓口
About Us エルミタージュ秋葉原
Contact Us
ark
title
 
エルミタ的「一点突破」 PCケース編 Vol.3
NZXT 「PHANTOM」検証
2010年9月14日 1:55
TEXT:GDM編集部 松枝 清顕
 
帝国軍 ストーム・トルーパーが編集部に乗り込んできた

 エルミタ的「一点突破」PCケース編第3弾は、NZXT(本社:アメリカ カリフォルニア州)「PHANTOM」をチョイスしてみた。

 NZXTの製品は幾度となくプレスリリース枠でご紹介しているため、ご存じの人も多い事だろう。ただし少々“いろいろな意味で”アメリカンなスタイルは、正直すべてが日本市場に受け入れられるとは言い難い。国内市場での販売代理店は有限会社エイエムオー(本社:静岡県富士宮市)だが、そのすべてを取り扱っているワケではなく、ある程度の絞り込みをしているように見受けられる。
 とは言うものの、NZXT本社マーケティング窓口は自称“エルミタウォッチャー”。新製品がリリースされる毎に自慢のモデルを紹介してくれるため、日頃から馴染みのメーカーという印象がある。

 さて、今回の主役である「PHANTOM」は、9月上旬に国内市場でも販売が開始された同社のフルタワークラスPCケースだ。何はともあれいつものようにディテールからチェックして行きたいが、なんともこのデザインは超近未来的で、お世辞にも万人受けするとは到底思えない所がある。一見、スターウォーズの帝国軍 ストーム・トルーパーを彷彿とさせ、ただならぬ存在感を醸し出しているが、さて肝心のPCケースたる機能性や拡張性も近未来志向のギミックが備わっているのだろうか。

どこかモビルスーツ的な「PHANTOM」の出で立ち。この押し出しで実勢価格は税込15,800円と、意外にも安いという印象
SPEC



NZXT「PHANTOM」の近未来的ディテールをチェック

 “近未来的”というフレーズはもういいとして、「PHANTOM」のディテールからチェックしてゆこう。奇抜なスタイルは見るべきポイントも多く、なかなか楽しい。

PHANTOM PHANTOM
ドライブベイ部には開閉ドアを装備。マグネット式だが、特有の安っぽさはあまり感じられなかった
PHANTOM PHANTOM
フロントパネル下にある唯一の通気孔。独創的デザインがなせる技と言うべきか、この部分は三角形の突起部にメッシュが装着されている。なおこの真裏にはHDDシャドウベイがレイアウトされており、ファンを装着する事も可能
PHANTOM
サイドパネルファン搭載部のブラックメッシュは視覚的にも立体感を演出するデザイン的要素を含む。一歩間違えればたいへんおかしな外観に見えてしまうが、全体が統一されたデザインとなる事で、不思議と違和感は無い(牛またはパンダに見える事もない)。
PHANTOM PHANTOM
背面には水冷ホース用の穴が4箇所用意されている。リアまでホワイト塗装が施されている徹底ぶり 一瞬前後がどちらか分かりにくい外観。形容し難い左右非対称デザインは、もはや画像を見て頂くしかない
PHANTOM PHANTOM
フロントパネルを外してみたところ。着脱はよくあるプッシュ式で下から引き抜くようにする事で取り外しができる。なお画像では見にくいが、5.25インチベゼルはワンタッチロックタイプで、着脱は容易。フロントパネルを取り外すこと無く光学ドライブを装着する事が可能
PHANTOM PHANTOM
こちらはトップパネル。ファンメンテナンス時以外、普段外す必要は無い
PHANTOM
PHANTOM PHANTOM
PowerスイッチとフロントI/O。右からeSATA、USB2.0×2、音声入出力。なお2ラインのLEDはBlueに点灯する 逆側には5chファンコントローラーが装備されている。これについては後述
PHANTOM
逆サイドは下部に通気孔が設けられている。しかしこの塗装は、ピュアホワイトもいいところで、厚塗りをしたかの如く、スチールの質感を消すほどの徹底振りだ。なおこの他にもブラック、レッドが用意されており、それぞれ違った存在感を醸し出す

 次はケース内部、電源ユニット搭載部を見て行く。内部もホワイトに塗装された「PHANTOM」をさらに掘り下げて行く

toppage 次のページ
 

 
PHANTOM
・外形寸法 W222×D623×H540mm
・素材 SECC + プラスチック
・重量 約11kg
・5.25インチ×5
・3.5/2.5インチシャドウベイ×7
・電源 非搭載
・対応 E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
・I/O USB2.0×2/オーディオin/out(AC97/HD Audio対応)/eSATA×1
・ファン フロント140mm×1(オプション)、リア120mm×1、サイド120mm×2、サイド(拡張スロット部)200/230mm×1(オプション)、トップ200mm×2(1基のみ標準/Blue LED搭載)
・付属品 ネジセット、マニュアル
・実勢価格税込16,800円前後
・発売日:2010年9月7日
メーカー製品情報(NZXT)
代理店製品情報(エイエムオー)
DF-85
Vol.1 Antec「DF-85」検証
月光サイレントVol.2 サイズ「月光サイレント」
 
H70
Jing
HDD-BOOST
KUHLER-BOX
 
 
GDM Copyrightc1997-2010 GDM Corporation All rights reserved 掲載記事の無断転載を禁じます