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 Home > エルミタ的速攻撮って出しレビューVol.22 「Fortress SST-FT02B-W」徹底レビュー
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エクステリアをチェックする

  ここからは画像を中心に「Fortress SST-FT02」の細部をチェックして行く。このモデルの魅力となる外観の美しさや、SilverStoneらしさが随所で窺い知ることができるだろう。

Fortress Fortress
マザーボードを90度回転させたレイアウトを採用するため、「RAVEN 2」同様、正面から見て左側面がM/Bトレイとなる。サイドウインドウが無いモデルでは、いつもの癖でうっかり逆側のパネルを開いてしまう人が多いのではないだろうか。筆者は取り付けの際、2度ほど逆にはめ込んでしまい、サイドウインドウからはM/Bトレイ背面が覗ける状態に。日頃の慣れとは恐ろしく、矯正の道は険しい
Fortress Fortress
リア部には、電源ユニット用の吸気孔が用意されている。メンテナンス用に取り外しができ、埃を取り除くことができる仕掛けも マザーボードトレイ側。微妙にトップパネルと本体の色が違うように見えるが、これは本体のアルミニウム部とトップ部のABS樹脂部によるもの。実際にはまったく違和感は無いのでご安心を
Fortress Fortress
トップカバー部。「RAVEN 2」のようなディフューザー風スタイルではなく、曲線フォルムを採用する事で全体のバランスが採られている。なお平面はハニカム形状のメッシュ仕様で、巨大な排気穴の役割を担う。ちなみにマテリアルはABS樹脂製
Fortress Fortress
トップカバー着脱はジェラコンキャッチ式を採用。「RAVEN 2」同様安価なケースにありがちなABS樹脂によるプッシュ式ではないため、経年劣化の心配も最小限 「RAVEN 2」では持ち手としての使用が禁止事項だったが、アルミニウム製の一体型になり、今度はびくともしない
Fortress Fortress
トップ部に設けられたUSB2.0×2と音声入出力端子。ABS樹脂製のスライドカバーが装備され、未使用時は蓋をする事で防塵対策だけでなく外観にも配慮がなされている


内部ディテールをチェックする

  例によって今度は内部をチェックしてみる。特徴的マザーボード&エアフローレイアウトは「RAVEN 2」共通の物となるが、ハードディスクシャドウベイ部分に違いがみられる。


Fortress Fortress
ABS樹脂製トップパネルを外すと、120mm排気ファンや拡張スロット部等が出現する 通常この画像だと、フロントが右側になるが、このモデルは逆側がフロントパネルになる。未だに馴染めないところ
Fortress Fortress
マザーボードトレイ背面には、ケーブルを引き回すことができるため、各所にタイラップ固定で利用できる穴が設けられている 近頃では当たり前になったCPUクーラー取り付け時に重宝するスルーホール。どうして今までコレが無かったのかが不思議
Fortress Fortress
ハードディスクラック部は、カートリッジ式を採用。ツールフリーで着脱が可能な上、横置きレイアウトは組み込みも楽々 ABS樹脂製の枠とハードディスクの間には、ゴム製防振ブッシュが装着されている。遊びはさほど無いが、フロート構造が採用され、振動を極力抑える配慮がされている
Fortress Fortress
標準で1つ付属されているホットスワップ用システムケーブル「CP05」。これにより、ハードディスクをワンタッチで接続する事ができる。また単体売り(実売価格1,000円程度)もされているため、あと4つ用意すれば、すべてのシャドウベイでホットスワップ化が完成する
Fortress Fortress
単体発売されている「CP05」。使用するHDD分を別途用意したい 「RAVEN」シリーズ同様、5.25インチベイ横には2.5インチSSD/HDDシャドウベイが1基用意されている。専用アタッチメントを使いネジ留め固定。背面を有効に使った好例だ
Fortress Fortress
両サイドパネル、およびフロント、リア内側には、内部駆動音を吸収するフォームパッドが装着されており、静音対策も万全。貼付けの仕上がりも良好で、経年劣化による“剥がれ”の心配は皆無。工作精度の高さはこのような部分で感じ取る事ができる
Fortress 5.25インチ光学ドライブは、ワンタッチプッシュのツールフリー仕様。専用レール等は不要で、非常に簡単。しっかりと固定され、ガタつきなどは皆無


外観、内部をチェックした後は、「Fortress SST-FT02B-W」最大の特徴となるエアフローレイアウトの細部を見て行くことにしよう。「RAVEN」シリーズ譲りのDNAを堪能いただきたい。
 
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