エルミタ的速攻撮って出しレビュー　Vol.82　次世代 AMD 9シリーズがやってきた「AMD 990FX + SB950」検証

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｜充実した機能を誇る「GA-990FXA-UD7」

　「GA-990FXA-UD7」はGIGABYTEのハイエンドモデルらしく、豊富なインタフェースと、多彩なギミックを装備する。ここではその充実した機能を画像で確認していきたい。

バックパネル部の構成はギガビットLAN×1、サウンドポート、USB3.0×2、USB2.0×7、IEEE1394×1、PS/2×1、eSATA×2。USB 2.0はON/OFF Chargeに対応するため、PCの電源を切ったあともUSB充電が可能だ

マザーボード上にはCMOSクリアスイッチ、電源スイッチ、リセットスイッチを搭載。CMOSクリアスイッチには誤操作を防止するためプラスチックのカバーが装着されている

ATX 24pinやEPS 12V CPU 8pinコネクタもブラックカラーに統一されている

マザーボード上に用意された7セグメントLEDパネル。BIOSのPost状態がリアルタイムで表示される

IEEE1394コントローラはVIA製「VT6308P」

USB 3.0コントローラチップはEtronTech製「Etron EJ168」

I/OコントローラチップはITE製「IT8720F」

使用されているコンデンサはすべて固定コンデンサ。チョークも鉄芯チョークより高価ながらEMI干渉の低いフェライトコアチョークを採用している

｜8ポートのSATA3.0やUSB3.0用ピンヘッダなど多彩なI/F

　「GA-990FXA-UD7」のSATAポートは「SB950」によるSATA 3.0×6に加えて、Marvell製「88SE9172」によるSATA 2.0×2の計8ポートが用意されている。また、USB 3.0用のピンヘッダも用意されており、内部インタフェースも非常に充実している。

内部SerialATAポートの構成は「SB950」のSATA 3.0ポート×6（ブラックポート）、Marvell製「88SE9172」のSATA 3.0ポート×2（グレーポート）の計8ポート

右からフロントパネル用ピンヘッダ、TPMピンヘッダ、USB 3.0用ピンヘッダ

USB 2.0用のピンヘッダは3つ用意されているため計6ポートの増設が可能

IEEE1394ピンヘッダ、フロントオーディオ用のピンヘッダも用意されている

｜これまで紹介した以外のシルク印刷もチェック

　これまで紹介した以外にも、基板上にはマザーボードの特徴を表すシルク印刷をあちこちで確認する事ができる。それらをまとめてチェックしておこう。

最大の特徴である「AM3+」対応を表すシルク印刷。対応CPUの登場が待ち遠しい

HyperTransportの対応はこれまでと同じ3.0になるようだ

EU連合の環境基準であるERP（エネルギー関連製品）指令にも対応

マザーボードのリビジョンは「1.0」

｜マザーボード上のファンコネクタをチェック

　最後にマザーボード上のファンコネクタをチェックしていこう。こちらはCPU_FANコネクタ×1、SYS_FANコネクタ×2、PWR_FANコネクタ×1と意外にあっさりとした構成。ただ最近のケースファンはペリフェラル4ピン接続両対応（変換ケーブル付属など）のものが多いため困ることは無いだろう。

CPU_FANコネクタ

マザーボード右下のSYS_FANコネクタ

ATX 24pinコネクタ横のPWR_FANコネクタ

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フォームファクタ
ATX
チップセット
AMD 990FX + SB950
対応ソケット
Socket AM3+
メモリスロット
DDR3 1600/1333/1066×4
拡張スロット
PCI-Express2.0（x16）×6/PCI×1
内部ポート
SATA3（6Gbps）×6/SATA3（6Gbps）×2（Marvell88SE9172）
バックパネル
ギガビットLAN ×1（Realtek RTL8111E）
/7.1ch HD Audio Codec（Realtek ALC889）
/USB3.0×2/USB2.0ト×7
/IEEE1394×1/eSATA×2/PS2ポート×1