エルミタ的速攻撮って出しレビュー　Vol.82　次世代 AMD 9シリーズがやってきた「AMD 990FX + SB950」検証

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｜「GA-990FXA-UD7」を動かしてみた

　ここからは実際に「GA-990FXA-UD7」を動作させながら気になる点を確認していくことにしよう。本来であれば「Zambezi」コアの「AMD FXシリーズ」にてチェックしたいところだが、今回は「AM3」の「Phenom II 1090T Black Edition」を用意した。なおテスト構成は以下の通り。

テスト環境
CPU	AMD Phenom II X6 1090T Black Edition(3.2GHz/L3キャッシュ 6MB)
システムHDD	Seagate「ST3500418AS」（500GB/SATA2/7200rpm/16MB）
VGA	ASUSTeK「EAH5850DirectCU」（Radeon HD 5850/1GB）
メモリ	ADATA「AD3U1333C4G9-2」8GB（4GB×2枚）PC3-10600（DDR3-1333MHz）
ドライブ	PLEXTOR「PX-755A」
電源	CORSAIR「CMPSU-750HX」（750W/80PLUS SILVER）
OS	Windows 7 Ultimate SP1 64bit版

CPU-Z 1.57の結果。サウスブリッジはチップを正確に取得できないようで何故か「SB850」となっていた

今回はドライバCDが付属していなかったため、必要なドライバ類はネットから集めてインストールを行った。ちなみに、チップセットドライバは「AMD 8シリーズ」のものが使用できた

｜「GA-990FXA-UD7」の「BIOS」をチェック

　GIGABYTEでは制御プログラムに、多くのメーカーで採用が進むUEFIでは無くBIOSを採用してきたが今回の「GA-990FXA-UD7」でも同様だ。といっても、UEFIを採用しながらユーザーインタフェースはBIOSのままというメーカーも多く、UEFI自体まだまだ洗練されていないのも事実。またBIOS最大の問題点である3TB超ハードディスクの使用についても、GIGABYTEでは独自の方法で対応しており、それほど神経質になる必要はないだろう。

オーバークロック設定画面。最上位マザーということで設定項目は豊富に用意されている

CPU倍率設定画面。BlackEditionのCPUを使えば、5～35倍までの範囲で設定可能

メモリ設定画面。メモリクロックだけでなくタイミングも細く設定できる

3TB以上のハードディスクを使用する場合は「EFI CD/DVD Boot Option」をAutoまたはEFIに設定する必要がある

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フォームファクタ
ATX
チップセット
AMD 990FX + SB950
対応ソケット
Socket AM3+
メモリスロット
DDR3 1600/1333/1066×4
拡張スロット
PCI-Express2.0（x16）×6/PCI×1
内部ポート
SATA3（6Gbps）×6/SATA3（6Gbps）×2（Marvell88SE9172）
バックパネル
ギガビットLAN ×1（Realtek RTL8111E）
/7.1ch HD Audio Codec（Realtek ALC889）
/USB3.0×2/USB2.0ト×7
/IEEE1394×1/eSATA×2/PS2ポート×1