DivXとWMVは、今回変換したすべての解像度でまったく問題なく再生可能だった。前回のチェックで使用した動画や手持ちの動画もいくつか試してみたが「COWON X7」で再生できなかった動画も「COWON V5」では再生可能だった。
MPEGファイルについては、CANOPUS MTV-2000標準の拡張子「m2p」のままではプレーヤーが動画ファイルとして認識しなかったものの、「mpg」に変更したところこちらもそのまま再生できた。ちなみに、Windows XP Media Center Edition 2005で録画した「dvr-ms」形式のファイルも確認してみたが、こちらは再生できなかった。このような再生できないファイルについては、付属ソフト「jetAudio」で変換するのが一番簡単だろう。
次に、今回用意した動画で最も重い「DSC-HX5V」で撮影したMP4ファイルだが、「COWON V5」では音ずれやコマ落ちもなく非常になめらかに再生可能だった。「COWON V5」の動画再生性能はポータブルメディアプレーヤーとしては非常に高いことがわかる。