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「V6GT」の製品パッケージ。黒を基調に文字は赤。“GT”=グランツーリスモ(?)と付けられているからには、通常のCPUクーラーよりも上位クラスというイメージを持つだろう。なおパッケージサイズは220×170×190mm(実測値)で、上蓋はマジックテープが付けられており、小窓からは“オイルキャップ”部が見える演出 |
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「V6GT」外観。はじめからシングルファン稼働が想定されていない「V6GT」。これだけを見ても、静音重視ではなく、本来の役割である冷却が主たるコンセプトである事が容易に想像できる |
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底面から見たところ。各々のファンから伸びる電源ケーブルは分岐ケーブルで1本にまとめられ、さらにLED用4pinペリフェラルコネクタタイプのケーブルが生えている。通常のCPUクーラーに比べれば、ケーブルがやや多いのは致し方ない |
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φ6mm×6本のヒートパイプは“Double-V”と名付けられた配列が採用されている。なおベース部に貫通するヒートパイプは非ダイレクトタッチ式 |
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ヒートシンクをチェックするためにファンカバーを外してみる。ファンカバーはツールフリーだが、ツメのテンションが強いので、マイナスドライバを使ってちょっとこじ開けると簡単。画像右はファンを取り外した状態だが、学帽をかぶった昭和のマジメな学生に見えるのは筆者だけだろうか |
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6本のヒートパイプレイアウトを底面から見たところ。内側外側交互に配列されているのが分かる。なおカバーは4本のネジで固定されていた |
真横から見ると、ヒートシンク内でのヒートパイプの様子がよく分かる
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これがV字配列の“Double-V”。エアフローは先端に向かって流れる |
LED電源ケーブルのためにカットされた溝。かなり厳密に言えば、放熱面積が犠牲にされている |
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丸裸にしてしまうと、もはや“正体不明”などこにでもあるサイドフロー型ヒートシンクに見えてしまうのは致し方ないところ。このスタイルは完全に確立されていると言えるだろう |
風の吹き付ける方向から見て右に5°傾斜が付けられている。左右非対称フィンにする事で、フィン内を通る空気の抵抗を減らそうという考えで、冷却能力向上が期待できるという |