2022.12.30 19:00 更新
2022.12.30 取材
暑さと寒さ、午前中(下手すりゃ午後も)に弱いアキバ取材班Bが尋ねて回る「ショップ店員に聞いた『秋葉原のおいしいごはん』」。今年7月よりおもむろにスタートした秋葉原の食にまつわる新企画は、これまで計15回お届けしました。仕事中の忙しい最中、のんきに食べ物の話に手を止めていただいた、総勢15名の皆様に改めて感謝をお伝えすると共に、2022年の秋葉原を代表する「おいしいごはん」を振り返ります。
食べ進めていると、フロアのあちこちで替え玉を注文する声が聞こえるラーメン店。塩ラーメンが大好きという新澤さんのイチオシメニューは「特製鯛そば(塩)」でした。鯛そばのスープを入れて楽しむ「鯛茶漬け」もオススメ(2022年7月28日掲載)
◆鶏そば・鯛そば きょうすけ |
キムチ(=辛そう)+納豆(=尖ったトッピング)という組み合わせから、まず初見で敬遠されそうな「キムチ納豆そば」ですが、これがウマイ。コシのある力強い蕎麦は香りもよく、ツユと絡んだ納豆のヌルヌル感が加わると、喉ごしの良さからスルスルと行けちゃいます。「あじご飯」が、これまた美味(2022年8月4日掲載)
◆嵯峨谷 秋葉原店 |
二刀流・菊田さんがオススメの「アキバ盛りカレー1」は同店の1番人気。中央のターメリックライスを挟んで、右側がトロリ濃厚なココナッツカレーの「カリガリカレー」、左側が20種類以上のスパイスと大量の玉ねぎを使っているという「インドカレー」というレイアウト。おせちもいいけどカレーもねってヤツです(2022年8月10日掲載)
◆秋葉原カリガリ |
基本的に何も考えなくとも安定したクオリティ。提供も早い上に一定の時間で食べて出られるという選者定番店。A定食などの「日替わり定食」をオーダーすることが多いのだとか。ご飯もしっかり量が入っていて、ボリューム面でも満足でした(2022年8月25日掲載)
◆中華茶房 萬里 |
ほぼ決まって注文しているというメニューが「汁なし麻辣刀削麺」。底に溜まっているラー油と真っ赤な挽き肉からは、いかにも辛そうな雰囲気が漂ってきますが・・・ほんのりとパクチーや香辛料のいい香り。辛いものが苦手な取材班Bも美味しくいただきました(2022年9月1日掲載)
◆刀削麺荘 唐家 秋葉原本店 |
ほぼ固定で注文しているらしいイチオシは、ズバリ「ほうれん草ラーメン」。ちなみに注文時に麺や味付け、油などの“お好み”を聞かれるのですが、ベテラン勢は食券を折って渡すだけで通じるらしいと聞いてビックリ(2022年9月15日掲載)
◆家系ラーメン 武将家 外伝 |
多いときは週2~3回通っているらしい同氏は、行けばほぼ必ず「ねぎそば」を注文する。喜多方らーめんをイメージして「気軽に食べる田舎のラーメン」をテーマに作ったといい、独特の塩ダレで味を整えたスープが絶品でした(2022年9月22日掲載)
◆田中そば店 秋葉原店 |
ラーメン王子にならって「特製ラーメン」を注文。いわゆる全部入り系で、中央にはスライスされたチャーシューがたっぷり。そこへ海苔やほうれん草、味玉をトッピング。どうです、食べたくなったでしょう(2022年9月29日掲載)
◆生姜正油ラーメン専門店たかの |
印象深いメニューに挙げてもらったのが、このお店の「マゼロンチーノ」。ペペロンチーノがベースのまぜそばで、“巌虎やりすぎシリーズ”に位置付けられる変わり種系です。ちょうどいい塩っけにたっぷりの黒胡椒、そしてニンニクの風味がグッド(2022年10月6日掲載)
◆麺屋武蔵 巌虎 |
いつも決まってド定番メニューの「ロースカツカレー」を注文。看板にある“日本人が思い描くカレーライス”という言葉がピッタリな、ホッとする味のカレーが食べられます。おそらく毎日食べても飽きないんじゃないでしょうか(2022年10月13日掲載)
◆ジャンカレー 末広町店 |
イチオシのメニューは「味玉鶏つけ麺」。具材を麺の上に盛り付けるスタイルで、チャーシューと鳥チャーシュー、メンマに海苔、さらに追加された味玉がオン。世にあふれるこってり濃厚系に食傷気味な向きには、特に美味しく感じることでしょう(2022年10月20日掲載)
◆秋葉原つけ麺 油そば楽 |
ツヤツヤしたうどんに、あらかじめかき混ぜられた生卵が絡まり、海苔とネギに加えて明太子が載せられた「釜たま明太子うどん」。ひとしきり混ぜ混ぜした後は、付け合せの天かすを加えて。茹で上がったもちもち麺の弾力、ツルッとしたのど越しの良さがたまりません(2022年11月3日掲載)
◆讃岐うどん 伊吹や製麺 秋葉原UDX店 |
アキバでも指折りの人気店。お腹いっぱいになりたい時に注文するという「ビッグケバブセット」は、ガツンと強烈に印象に残る肉の味!キャベツなどの野菜を合わせた多層構造になっているわけですが、とにかく“肉を食べている”感がすごいです(2022年11月10日掲載)
◆【モーゼスさんのケバブ 秋葉原駅前店】 |
イチオシ「チャーシューラーメン」のベースは看板メニューの「とんこつラーメン」。これにチャーシューが別皿で5枚付いてくるというスタイル。食べている間に、バリカタの麺もいい具合に馴染んできてアッサリ完食しました(2022年12月1日掲載)
◆博多風龍 秋葉原総本店 |
ここはシンプルに看板メニューにして麺の量は並盛~大盛まで同じお値段の「つけ麺」をオーダー。マニアから“甘味処”と呼ばれることもあるくらい、優しい味わいな特製醤油ダレは、アキバ屈指の味と称される由縁(2022年12月8日掲載)
◆つけ麺屋 やすべえ 秋葉原店 |
文: 編集部 松枝 清顕/取材・撮影:編集部 絵踏 一